本当は自分が嫌いみたいです。 どうしたら自分と仲良くなれるんですか?
「僕らは奇跡でできている」 エピソード6より。
自信がないんです。
自信がないからホントの気持ち言えなくて。
全部自分でぶち壊すようなことしかできなくて。
自信がないから自分がどうしたいかより、人にどう思われるかが重要で。
こうしなきゃだめ、あーしなきゃだめって、
いつも自分を責めて、そうやって自分をいじめてました。
すごいって証明したいんですよ。 本当は自信がないから。
「僕らは奇跡でできている」 エピソード6より。
このテレビドラマがすっごく良かった!と素敵な女性たちにオススメされて、見てみました。
このセリフは、
歯科医師でとても努力家、雑誌にも取り上げられるような世間的には成功している水本さんの正直な心の言葉。
「本当は自信がない・・・」
彼女が、今まで吐き出してこなかった正直な気持ちを告白したこのシーンの後に、
奇跡的なことが起こります。
正直になるということは、実は勇気の問題である。 自分が恐れていることを直視する勇気である。
「正直さについての内緒話」 ハリー・パルマー
あなたが恐れていることって、何でしょう?
本当は自信がない。
自分には、実は力がない。
私にはどうせできない。
etc
そんな気持ち、感じたくない・・・ですよね。
だから、自分の正直な気持ちを封印したまま
ポジティブな考えで自分を無理にがんばらせたり
幸せそうに見える人や成功している人の真似をしてみたり
強がって平気なふりをしたり
人から褒めてもらえるようなことを追いかけたり・・・
やがては
自分が本当には何を感じているか・・・ 何が嬉しくて、何が幸せで、何が欲しいのかが感じられなくなっていく。
私も、30代の会社員のころ
「わたしは、本当にどうなりたいんだろう~」と、
頭ぐるぐるぐる、遂には、わからなくなって
何年もくりかえしくりかえしその問いを自分で問い続けていました。
「あなたは何を感じていますか?」と質問されたら、
「私はどう感じるべき?」と頭の中で自動変換装置が起動しました。
アバターの意識の手順に
自己欺瞞(=自分を欺くこと)のきざし
というツールがあります。
このツールが、わたしをこの【ぐるぐる】状態から抜け出させてくれました。
人生に絡まったものを、自分で上手にほどいていくことができました。
意識はトリッキーで、自分で自分のことを、いとも簡単に欺いています。
そして、それが透明すぎて、気づくことができずに
「なんか、おかしいな~」とモヤモヤしながら生きるハメになります。
正直さは幸福へと向かう道だ。 正直になるということは、自分を再生する行為なのだ。 勇気を奮い起こして自分の経験を自分のものとして認め、それをありのままに見て感じることで、私たちは自分の人生の青写真を取り戻すことができる。 自分の恐れを直視して、その恐れを創りだしている透明な信念を見つけるのだ。
「正直さについての内緒話」 ハリー・パルマー
自分で自分を欺くことをやめて、感じるままに生きるための技術があります。
#橋部敦子 脚本が素晴らしい
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